ADOBE AFTER EFFECTS(アフターエフェクト)を使った自主制作アニメ講座
「レイヤーのインポイントを現在の時間でトリム」と「シーケンスレイヤー」機能
原画を描き、中割を描き、いざafter effectsで動画作業に取り掛かる場面で、非常に有効なテクニックです。中割りした画像データが連番になっていることが条件です。
中割りの画像を一箇所のフォルダに集めると下記参考画像のようになっています。このフォルダには73枚の静止画の連続が収められています。
最初にやることは基本の通りです。
- これら連番のデータをafter effectsにて「新規フォルダ」を作成しそこに73枚の画像を入れる
- 「新規コンポジション」にて作成したコンポジションにそれら連番データを入れる
ここまではいつも通りです。この状態だとafter effectsの画面はこうなっているはずです。
73枚分のレイヤーが連番で配置されます。これを更にショートカットなどを利用しながら連番レイヤーを簡単にやっていきます。
- 時間スケールを0秒(=始点)に合わせたらショートカットで、windowsなら『 Alt + ] 』、 macなら『 Option + ] 』を入力。すると全レイヤーが1コマ分になります(レイヤーのインポイントを現在の時間でトリム)。
- 全レイヤーを全選択する。
- 右クリック → 「キーフレーム補助」を選択 → 「シーケンスレイヤー」を選択 → シーケンスレイヤーのダイアローグの「OK」をクリック(一応、オーバーラップのとこのチェックボックスが外れていることを確認)
するとこんな感じでレイヤーがきれいにタイムライン上に並んでくれます。
あら早くて便利ですねー。