ADOBE AFTER EFFECTS(アフターエフェクト)を使った自主制作アニメ講座
手ぶれの追加方法
動画をコンポジションにまとめたとき、動画が躍動しているのに反して全体の画面が固すぎる時があります。その際はカメラの「手ぶれ」効果を追加することで画面に動画がより馴染ませる方法があります。手ぶれはエクスプレッションで制御が可能です。
- 手ぶれをさせたい動画(レイヤー)の「トランスフォーム」を表示・選択します。
- 動画メニューから、「アニメーション」 → 「エクスプレッションを追加」を選択します。
- エクスプレッションにwiggle(X,Y)を追加。 (X,Yに数値を入力することで細かい制御が可能になります)
Xは1秒あたりの発生させる手ぶれの頻度、Yは手ぶれのふり幅を制御できます。
手ぶれの効果
wiggleを追加したもの、そうでないものを比較してみます。このカットはテンポのよい曲の歌唱シーンで使用するため、多少なりと躍動感がほしい部分です。
動画に手ぶれ効果がない場合 pic.twitter.com/TH2rETbUv6
— カタギリシュウセイ (@ShuseiKatagiri) 2018年11月2日
これはこれでという感じですが、少し画面が固く感じられます。
もっと曲調にあわせたいので、aftereffetcsのwiggleの手ぶれ効果をあててみます。
設定はwiggle(1,21)です。
動画に手ぶれ効果を加えた場合 pic.twitter.com/WbPyBYU3U8
— カタギリシュウセイ (@ShuseiKatagiri) 2018年11月2日
手軽でありながら画面に活気がでました。シーン的にも手ぶれしていい場面なので、これを採用します。