1人でアニメ制作の全工程をこなしてまして、背景美術も当然必要なので自分で描いています。

自主制作アニメを始める前は正直、背景は不得意な分野でした。しかし数をこなしまくった結果、ある程度は描けるようになりました。

もちろん、より良い美術が描けるようになりたいので更なる修錬は必要不可欠であります。ですがかと言って技術がMaxレベルに至るまで人様に自分の作品を見せてはいけないかといえば、そうでもないのですよねー。

謙虚さは忘れてはいけませんが、しかしPRも大事なのです。

人とのつながり+ポートフォリオ、超大事

a5横で作って良いデザイン感も演出

わたくしは自分の作品をいつでもお見せでき、且つ必要であればその場でお渡しできるようにポートフォリオ的なものを常に持っています。
(ちなみにコミティアなどでも背景美術集として販売してますよー)

仕事柄、わりと様々な業種の方とお会いする機会もあるので、話の流れがあえばポートフォリオをお渡ししています。意外な人が興味を持ってくださったり、意外なご提案を頂くこともありました。アニメの背景美術のスキルが必ずしもアニメの分野だけでしか価値を発揮しないわけではないのです。

思い返してみれば、そもそも「アニメ作ってます」の一言が一般の方には強烈にフックがかかるようで、そこからお話が始まることも少なくはありませんでした。

例えば実例として(詳細は伏せますが)、アニメ調の背景イラストで観光地用の看板のどでかい絵を描かせていただいたことです。ええもう、ばりばり乗算や謎の光の演出を加えさせていただきました笑。クライアント様にも大変喜んでいただきました。実際描いたものはいずれ許可をいただければここでまた紹介したいと思います。